僕がARAYA Federalをオススメしない理由

はじめに

ちょうど1年間に書いたインプレの記事のように,ARAYA Federalはとてもコスパの良い自転車ではあるが
実際に,自分の用途に照らし合わせて考えてみると少し残念だなという点がいくつか存在する.

残念な点といっても,実際にランドナーとして旅に出るにあたり僕が感じた不満のようなものだが.
今後この自転車を買おうと考えている人の役に立てばいいと思う.
僕はそれを考えてロード化したというのもあるが

Federalのどこが残念なのか
クランク
まずはクランク.Federalには初期の段階でサンツアーというメーカーの48-38-28Tの一般的なクロスバイクのものが付いている.
鉄製でボルトを回してもチェーンリングがとれないようになっているものだ.

通学やお買い物といったママチャリの上位互換のような使い方をするのであれば特に問題ではないが
実際に荷物を積んで悪条件の中を走るとなるとだいぶ問題が生じてくる.
S__20455430.jpg
この写真は,去年のGWに九州を縦断した時の物.
大雨の中2日間も走ると錆と泥砂まみれになる.

荷物を積むとなると,アウター側はほとんど使わない上に,ギアが3枚もあると掃除も非常に面倒である.
鉄製となると塗装の剥げたところから錆が入る問題も.
さらに荷物を積んで登る際も割と踏み込むことが多くなるのだが,見た目からもわかるように剛性不足である.

この解決方法としては,クランクを2枚もしくは1枚のものに変更するのがよいと思う.
おすすめのクランクはシマノの46-30Tのもの.
スクリーンショット (4).png
シマノ(SHIMANO) クランクセット FC-TY501-2 8/7S 170mm 46X30T
これ以外にも,MTBようのアウター側が36Tのものに交換するのも手だろう.
フェンダー
ランドナーといえば泥除け!!という感じでこのARAYA Federalにも標準でフェンダーが付いている.
ウエットな路面を走っても泥や水が跳ねず,私服チャリダーの味方だが
Federal付属のフェンダーはポリカ製で,固定の際のネジのトルクを間違えてしまえば一瞬で割れる(割れた人)
さらにプラスチックの反射というか見た目が非常に安っぽさを感じる.

この自転車は輪行の際にチェーンをかける為の突起があったり
ヘッドパーツのベアリングがシールドベアリングであるため,フォーク抜き輪行をすることができる.
fed-img_2.jpg
Federalのチェーンフック(新家工業ホームページより引用
しかしながら,この泥除けは外す際に非常に手間がかかる.
謎である.

後輪は4本のボルト,前輪は3本のボルトを外す必要があり
前輪に至っては,フォークを挟み込むようになっているボルトを外さなきゃいけなので面倒.
tur-img_1.jpg
一つ上のモデルのTouristはボルトを緩めるだけで簡単に取り外しできる(新家工業ホームページより引用

僕自身このこともあり,輪行をしそうな場合,たとて天気が悪くてもフェンダーはつけないようにしていた.
分割式のフェンダーは,フレームごとに設計といった感じで単体ではあまり販売してないのが現状だ.
ブレーキ
Federalには標準でCX50というシマノ製の105グレードのシクロクロス用のブレーキがついている.
このブレーキの値段を調べてみると,前後で6000円くらいとなかなかお高いブレーキでしかもキャリパー用のシューがそのまま使える.

しかしながら,カンチブレーキの調整はキャリパーブレーキの比にならないくらいシビアで難易度が高い.
少しでも調整が甘いと,ブレーキをかけるたびに不快音が鳴り響くうえに止まらない.

車体が初期状態で13kgを超えていることもあり,シューの減りが非常に速いうえに
下りなどでのスピード調整がうまくいかない.
IMG_5217.jpg
2日間大雨の中を荷物を積んで走るとこうなる
明らかに車体を止めるという面では,ミニVなどに換装するのがベストだろう.

カスタームベースとしてのARAYA Federal

これまで3点不満点を述べてきたが,全体としてみれば税込み68000円と非常にコスパの良い一台である.
おすすめしないと言っても最初からカスタムベースとして買うのであれば全然お勧めできる.

規格がロードとは異なり面倒くさい為,カスタムするにそこそこ大変ではあるが
僕のように,クランク,RDの交換からロード化するといういくつもの楽しみを求めてる人には非常に面白い自転車であると思う.

純粋にランドナーとして,とりあえずカスタムする気がないという方は
Federalよりも,TouristやスポルティーフになるがDiagonaleなどの買うのがよいと思う.
スクリーンショット (3).png

スクリーンショット (2).png

これらの自転車については,いつか解説したいと思う.
Federalのカスタムについてはほかの記事をぜひ読んでクレメンス.
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どうやら今年は流通数が少なく,どこのショップでも品薄らしい..


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